先日、経営者が集まる会合にて、話を聞いて来ました。
三十数年前に、自動車の修理工場を始めた。
当時はたくさんの仕事があり、非常に忙しかった。
従業員は5時に帰ってしまう。
自分は朝になるまで仕事。当時は睡眠時間が2,3時間
決算が来ると、毎年500万円も未回収金が発生している。
払ってくれない人がいつもいて、資金繰りには大変苦労した。
払ってもらおうと、お客さんへ行くと、きちんと治っていなかったなどと因縁付けられ払ってもらえない。
そうしているうちに税務署の調査があり、未回収金があまりにも多いので税金をごまかしていると誤解され、追徴課税までも払うハメになってしまった。
こんなに働いて なんのためにやっているのか馬鹿らしくなってきた。
それで、ある人に相談した。
すると、こう言われた。
「お前は、腐魚(フギョ)じゃ」
「それってどういうことですか」
「魚の腐ったのと同じということ。お前が腐っとるから、ウジムシとかハエしかお前のところには集まってこない」
「ええっ! 私はフギョではありません。一生懸命仕事しています!」
「お前は、自分の儲けしか考えとらん。夕方5時に従業員は帰って行く、自分ばっか働いとる。あげくにはお金もらえんのでと愚痴ばっかいうとる。
品性がない。だからフギョじゃ。
ええか、仕事するのは何のためにするのかよう考えろ。
自分が幸せになるためか、自分がお金いっぱい持ったら幸せか。
お前は、花にならなあかんのじゃ」
花になったら、ええもんばっか集まるやろ」
品性の低い → 犯罪者が共通の心理
裁判の判決では、
「自己中心的考えを持って欲望を満たすために犯罪を犯した。」
と、必ずこう言われる。
ということは、自己中心的な考えは犯罪者と同じ
売りたい 儲けたい から お客様の幸せを祈る
このように考えてこそ、品性の高い人になれるのです。
本当の商売人とはこのようなことでしょう。